コラム

住む地域に顔見知りを作ろう。“防災”のはじめの一歩

これまで備蓄についての大切さを話してきました。少しだけでも備蓄を始めてみましたか。
今年は異常なほどの暑い日が続いています。家にいるだけでも熱中症になり体調を崩すことがあります。高温も気象災害の一つですから、水だけは欠かさずに備蓄し摂取しましょう。

さて、「心の備えと物の備え」をお話してきましたが、どんなに準備していても、災害は一瞬にして起こります。そして家が倒壊したり家族が離れ離れになるなどして、日常の生活を取り戻すまでには時間が掛かります。もし倒れた家具がドアの前にあったり、避難所に行っても顔見知りが誰もいない時。あなたは一人ですべてに対応できますか。私はできません。一人では倒れた家具は戻せませんし、ましてや怪我をしていたら一人で動くこともできません。そんな時何よりも助けになるのは「顔の見える関係」です。そう共助が必要です。
有事の際に助けてもらえるのは、遠くの親戚より近くの他人。そして、顔と名前が一致する相手が多いほど、助けてもらえる可能性が高くなります。顔の見える関係は誰かが与えてくれるものではなく自分自身が行動を起こすことから始まります。
つまり防災は、自分で準備をする「自助」とともに、お互いが助け合う「共助」の精神が必要です。
ぜひ「災害備蓄管理士」の皆様には、日々の交流を広めて、防災活動すなわち「防活」に繋げていってほしいと思います。