さて、今回はこの寒い季節に災害が起きた際の備蓄について考えます。
大きな地震は寒い季節にも発生しています。
阪神淡路大震災は平成7年1月17日午前5時46分発生、東日本大震災は平成23年3月11日午後14時46分。
阪神淡路大震災は火災と家屋倒壊によって、東日本大震災は津波によって、家財道具全てがなくなり、着の身着のままでの避難となりました。
そこで幾つか想像してください。
ひとつは、近隣避難所への避難です。避難用持ち出し用品を持ち、準備万端、さあ学校の避難所へ行きます。そこには避難をしてきた人が大勢います。でもまだ騒然としています。

そうです、感染症対策の検温です。そして避難所名簿でのチェック。なかなか建物の中に入れません。そして入っても今の避難所は感染症対策で間仕切りやテントの設置が必要です。その準備ができていない場合もあります。
ここで行うことは、避難所の準備を人任せにせず、自分にできることを見つけて準備に協力してください。ここに集う人皆被災していることは同じです。
そして忘れてならないのがまず上履きです。「学校だからスリッパくらいあるでしょう?」は間違いです。
あくまで来客用に備えているだけで、数も足りません。もし忘れると冷たい床を裸足であるき、トイレも裸足になります。おそらく真冬は1分も立っていられません。そして予備のマスク。余計に持っていれば人へ分けてあげることもできます。
避難所には何でもあるではなく、何もないと想像して準備してください。
そして在宅避難では、インフラ(ガス、電気、上下水道)が停止した際の火(熱)の準備です。このような時には、カセットコンロが役に立ちます。カセットコンロがあれば、湯が沸かせ温かい食事を作ることが出来ます。また、カセットコンロで使うカセットガスを使用したストーブやファンヒーターもあります。電気がいらないのでどこでもいつでも使うことが出できます。特にオール電化となっている家では災害時の必需品です。
最後に冬ならでは降雪に対する対策です。電車や車で雪国へ行く際には降雪によって一時的に車両内に閉じ込められることもあります。外は吹雪で車内に缶詰め、となってもトイレは我慢できません。普段の持ち物に簡易トイレ袋を準備してください。また雪が降った際の外出には滑りにくく防水機能のある靴を準備してください。
都心では雪が降ったあとに天気が回復すると翌朝にはアイスバーン(氷の路面)ができあがり転倒→ケガの危険があります。
大きな災害に悪天候が加わると想像を超える状況となります。
もしもこうなったら自分に何が必要か、足りていないかを想像して、準備をしておきましょう。
