コラム

初期消火の大切さ

今年に入り大規模に焼失する山林火災が増えています。
そこで、私たちが出来ることとして、初期消火について考えます。

2026年(令和8年)4月22日に発生した大槌町山林火災(おおつちちょうさんりんかさい)は、岩手県上閉伊郡大槌町で発生した山林火災で、火災は町内の小鎚地区および吉里吉里地区の2か所で同日に発生し、乾燥と強風により延焼が拡大。最大で1633ヘクタールが焼失、町人口の約3割にあたる1558世帯3257人に避難指示が出されました。

消防署の懸命の活動もありましたが、最後は降雨により鎮火に至りました。
近年の山林火災の原因も90%以上は、野焼き、ゴミの焼却、たばこの投げ捨てなどで人の管理が行き届かない火種が原因です。

皆さんは、火災に遭遇したことはありますか?
筆者の私は、以前仕事の帰り道の深夜にゴミ袋が燃えていることを見つけ、「火事だ!」と近隣の人に声を掛け、バケツの水で消火を試みました。幸いにも燃え始めの段階ですぐに火は消すことができ、消防署へ連絡し鎮火を確認してもらいました。

出火の原因は、煙草の吸殻。
どうやらゴミ袋を出したのは麻雀荘で、閉店後のゴミに完全に消えていない煙草の吸い殻が紛れていたようです。
このことから分かるように消えているように見えても小さな火種があれば火災は起こります。
つまり、初期消火が如何に火災を防ぐのに大切かを体験しました。 もしあのまま気付かずにいたら、他のゴミに燃え移り、植え込みの樹木に引火し、建物にも被害が及ぶところで、ボヤでは済まず火事になるところでした。

そこで、初期消火について考えます。
初期消火に使える代表的な用品は、消火器、そしてエアゾール式簡易消火具があります。
その他にも、窒息式消火シート(毛布)、チューブ型消火具、投てき型消火具など。
どれも初期消火に有効で、窒息式消火シートはモバイルバッテリーのリチウムイオン電池が発火した際、火に被せて消す方法で、電車の中にも配備されつつあります。韓国ではEV車の発火に対応する、車をすっぽり覆うシートも開発されています。
火種を残さないことが重要ですが、こうした消火具を知っていることも防火に繋がります。

しかし、もし屋内での火災で火が天井まで届く、また自分の背丈を越えるような場合は、避難を優先してください。
屋外の火災は退路(逃げ道)を確保して、河川敷や山林では火に取り囲まれる前に逃げてください。
さらに、火だけではなく煙が充満し一酸化炭素により意識を失えば逃げることも出来ません。初期消火が上手くいかなかったら、すぐに脱出し命を優先して、消防へ連絡してください。

【火災に対応する防災推奨品】順不同
商品については各社へお問い合わせください

・防災ケット(プルシェルター)
→株式会社インテリアおおた:https://e-cur10.com/pullook-pullshelter/

・家庭用初期消火・防災用布 ひけシ~ト
→株式会社イーエムエー:https://hikesheet.com

・FIRE FIGHTING STICKER
→株式会社SAIKYO:https://www.saikyo-hp.com

・ファイヤーブランケット
→クリケットジャパン株式会社:https://www.cricket-japan.co.jp

・ファイヤーゼロ
・遮断機(ブレーカー)専用消火器
→KEI JAPAN株式会社:https://www.keijapan.co.jp

・自動消火装置(スティックタイプ/ブロックタイプ)
→株式会社ファースト:http://www.first-eco.jp/stick_redblock/

・ファイテック 投てき用消火用具
→株式会社ファイテック:https://fitech911.com