「自宅は安全?危険なところはない?」
災害はいつなんどき起きるか分かりません。外出中、習い事の教室、喫茶店、家の中、就寝中、入浴中、食事中。その時、「あーしておけば良かった、こーしておけば良かった」では遅いのです。すべては普段からの心掛け。もしもの時、自分の身を守ることを考えてみましょう。
今回は「自宅は安全?」を考えてみます。
家の中で自分より背の高い頭の上に物が置いてあるところはどこですか?
食卓へ座ったとき、背後に食器棚はありませんか?
寝室には背の高い家具はありませんか?
自宅の安全での体験談を紹介します。2018年6月に発生した大阪北部地震は朝の7時58分に起こりました。この春から北海道の大学へ通い始めたA子さんは、朝食を食べていました。
ちょうどその時起きた地震が起きました。テレビは台から落ち、椅子に座っていても振り落とされそうな揺れでした。しかし、食器棚は倒れませんでした。
そう、初めて一人暮らしをする孫のためにおばあちゃんが買って渡した家具転倒防止器具が、お孫さんに食器が襲いかかるのを防いだのです。もし転倒防止器具がなかったら背後にあった食器で大怪我をしていたところでした。おばあさんのもしもの気持ちが防いだのです。
同様に、寝室の家具も気を付けてください。寝ているときに地震が起きて家具が倒れてきたら逃げようもなく、家具に押しつぶされてしまいます。
今一度家の中を見渡してください。いつも家の中でいる場所の周りに、自分を襲ってくる家具はありませんか?
家具は転倒防止器具で固定する。寝室の家具は転倒しない高さにする。
平時に危険な個所を考えることは、もしもの時の安全確保につながります。
