こんにちは、防災安全協会事務局長の水口です。
第2回目は、梅雨入りし各地で水害に関する被害が発生しています。そこで時節柄、水害対策に目を向けてみましょう。
水害と一口に言っても、強風を伴った大型台風やゲリラ豪雨による河川氾濫、下水道からの内水氾濫などで、生活する場所が浸水被害にあいます。
令和元年東日本台風の台風19号は伊豆に上陸して関東甲信越、東北地方で大きな水害をもたらしました。川崎市のタワーマンションが水没してエレベーターが動かなくなり長い間日常生活に大きな被害がありました。台風の進路から外れた千曲川(長野県)では北陸新幹線の車両基地が水没し新幹線にも多くの被害が出ました。
さて、豪雨時にはどういった行動をとるべきでしょう。
次から正しいものを考えてください。
・避難勧告が出たら避難する
・ブレーカーを落とす
・水深が膝まできたら高いところへ避難する
そうすべて正解です。
水害は事前に予測がしやすいので、これからの季節は気象情報をこまめにチェック。避難勧告が発令されたり川の水位が上がるなど危険を感じたら、ためらわずに自宅を出て避難所へ向かいましょう。
もし家の周囲が浸水しはじめたら、無理せず屋内の高い場所へ避難しましょう。
そして避難所へ行くときには一晩過ごすつもりで。
持ち物は、濡れた服の着替え、タオル、簡単な食事、上履き(避難所にスリッパはありません!)、常備薬など。そして簡易トイレ。
断水や浸水すると下水が流せなくトイレも使えません。
災害時は初動が肝心です。
慌てず行動できるよう事前に「心の備えと物の備え」を普段から心掛けておきましょう。
防災安全協会では、財産を守るための対策として、水のう、土嚢、防水シャッター、津波シェルター、レスキューボート、新生児用抱っこひも、自動車水没防止シートなどの、水害から命と財産を守る防災用品も数多く認証していますので参考にしてください。

【水害に対応する防災製品等推奨品】順不同
商品については各社へお問い合わせください
・水害救助用レスキューボート「DIEB-310」:災害救助や避難に
アキレス株式会社:https://www.achilles.jp
・SOS安否確認トリアージキット:水害発生後の安否確認に
協同印刷株式会社:www.kyodo-print.co.jp
・新生児向け災害避難用抱っこひも:保育園での新生児の同行避難時に
ラッキーインダストリーズ:https://lucky-industries.jp
・砦-TORIDEボックス:大切な物の管理に
セイワシステム:https://www.toride-box.shop
・自動車用水没防止シートSAM-CS/発泡スチロール製シェルター「SAM」:洪水対策に
株式会社小野田産業:https://www.onoda-sg.co.jp
・ウォーターガード 防水シャッター防火・防煙タイプ:洪水対策に
三和シャッター株式会社:https://www.sanwa-ss.co.jp
・アクアディフェンサーウォーターバッグ:洪水対策に
株式会社ダイクレ:https://www.daikure.co.jp
・土のうステーション/防災土のう(砂入り):洪水対策に
株式会社みやちゅう:https://miya-chu.co.jp
・津波救命艇シェルター:港湾での津波や山間部での土石流対策に
株式会社ミズノマリン:https://www.mizuno-marine.co.jp
・水性白アリスーパーPHI:床下木部用白アリ予防駆除・木材防腐剤
株式会社吉田製油所:https://www.ysds.co.jp/product/product_ant/copy_mikekisyaku.html