こんにちは、防災安全協会 事務局長(災害備蓄管理士)の水口です。
災害備蓄管理士の皆さんへ、これから数回に渡って、私たちが災害に対してとるべき対応策を、色々お話していきます。
さてまず第1回は、「心の備えと物の備え」。
物の備えは皆さんだいたい察しが付くでしょう。いわゆる備蓄品の、水や食料、懐中電灯、簡易トイレやヘルメットなど。
では心の備えとは、何でしょう。
災害はいつ、どこで、どんな災害が発生するか分かりません。今この時にも大地震が発生し、ゲリラ豪雨になるかもしれません。その時あなたはどうしますか?
いつ災害が発生してもいいように準備をしていますか?
自分のところには災害はまだ発生しないだろうと思っていませんか?
災害発生時に周りに助けてくれる人はいますか?
一つ一つ考えてみると心配な事ばかりです。未知のものに対処するには知らないことへの想像ばかりで心配になります。でも、災害は毎日起こるのではありません。起こる前に備える時間があります。平時こそ危機が起きることを考え(心の備え)、対応すること(物の備え)ができます。
「備えあれば憂いなし」「備蓄は防災対策の一丁目一番地」
心と物の備えをいかに進めていくか、次回以降お話をしていきます。