災害食大賞©2019



各部門優秀賞より金・銀・銅賞が決定

本年は、2020年に向けて日本の食文化を始め、世界に発信することなどを目的としたbeyond2020プログラムの申請を行い、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック本部事務局の認証を得て、そのロゴマークを活用し、「災害食大賞©2019」を開催する運びです。
そこで、新たに急増する訪日外国人やインドバンドに対応する部門を設け、日本発の優れた「災害食・非常食」を海外へも大いに発信してまいります。
3月よりエントリーを開始し、6月の東京ビックサイトで開催される「2019防災産業展in東京」で、表彰式を予定しており概要は次の通りです。


 
開催主旨
主催 (一社)防災安全協会
後援 (一社)日本食育学会、日刊工業新聞社、日本防災産業会議
審査員 (敬称略)奥田和子、田島眞、国崎信江、黒川勇人
募集開始 2019年3月8日(金)〜
募集締切 2019年4月26日(金)
審査会 第一次:2019年5月10日(金)/最終審査:5月16日(木)前後
表彰式 2019年6月6日(木)「2019防災産業展in東京」会場特設ステージ


審査部門
エントリー部門
1.うまみ部門 金賞・銀賞・銅賞
2.アレルギー対応部門 金賞・銀賞・銅賞
3.新商品・セット部門 金賞・銀賞・銅賞
4.インバウンド部門 金賞・銀賞・銅賞
※英語表記、宇宙食、宗教・民族食、ハラル認証等を含む
●特別賞 日本食育学会、日本防災産業会議、防災安全協会賞等
賞味期限
1〜4部門とも、1年以上を原則とする
エントリー対象食品
アルファ米等ごはん類、パン・めん・菓子類、レトルト・缶詰類、飲料類、セット類
エントリー方法
エントリー申込書・現品3食、協会宛送付
審査会・審査方法
1次審査で足切り、最終審査は審査員全員による評価で決定
エントリー料
@一般メーカー:10,000円(税別) A会員・出展社メーカー:5,000円(税別)
※日本食育学会・賛助会員を含むものとする


日程
募集開始
2019年3月6日(水)〜 郵送、メール返信/締切2019年4月26日(金)
第1次審査
2019年5月10日(金)まで 協会にて審査員による評価
最終審査
2019年5月16日(木)前後
プレス発表
2019年5月20日(月)前後 メール配信
表彰式
2019年6月6日(木) 11時30分〜(会場:2019防災産業展in東京)予定

▼お申込書のダウンロードはこちら


各部門優秀賞より金・銀・銅賞が決定

2018年5月30日(水)午後、東京ビッグサイト・東ホール2018防災産業展セミナー会場で、「災害食©大賞2018」うまみ・アレルギー対応・新製品・開発部門の金・銀・銅賞や特別賞の発表と表彰式が行われた。プレゼンテターには、審査員の甲南女子大学名誉教授奥田和子氏、日本食育学会会長の田島眞氏、危機管理教育研究所代表の国崎信江氏、缶詰博士の黒川勇人氏、ゲストプレゼンテターには復興庁副大臣ほか兼任の秋元司氏をお迎えして、ご祝辞をいただいた。
また審査員を代表して、奥田和子先生より今回の講評が次のとおり発表された。

防災情報新聞で「災害食大賞2018 〜うまみ・アレルギー対応・新製品・開発部門〜」が取り上げられました。



1・うまみ部門、次の優秀賞3品
金賞:「7年保存クッキー3種」 株式会社グリーンケミー
銀賞:「野菜一日これ一本長期保存×五目ご飯」 カゴメ株式会社、アルファー食品株式会社
銅賞:「IZAMESHIスパイシーチキンカレー」 杉田エース株式会社
奨励賞:「缶deボローニャ」 株式会社ボローニャFC本社


2・アレルギー対応部門、次の優秀賞3品
金賞:「だしがゆ三種(アレルギー対応セット)」 株式会社ユニーク総合防災
銀賞:「ライスクッキーココナッツ味」 尾西食品株式会社
銅賞:「玄米缶詰・ご飯」 有限会社稲荷堂本舗
奨励賞:「そのまんまOKカレー」 三徳屋株式会社


3・新製品・開発部門、次の優秀賞3品
金賞:「HOT!ぐるべん7備蓄王牛丼」 株式会社非常食研究所
銀賞:「しっかり、まんぞく。非常食セット」 ファシル株式会社
銅賞:「低温熟成玄米ごはん佳の舞」 株式会社味きっこう
奨励賞:「携帯おにぎり3種」 尾西食品株式会社
特別賞 復興支援賞:「わかめご飯」 有限会社エコ・ライス新潟
日本食育学会賞:「本格中華ほたて粥」 まつや株式会社
日本防災産業会議賞:「野菜の保存食セット」 カゴメ株式会社
防災安全協会賞:「スティックバウムクーヘン」 アルファフーズ株式会社
奨励賞:「5095 100%スピルリナ配合」 ニュージーランドプラス


災害食大賞©2018 審査の講評
2018.5.30.
甲南女子大学名誉教授 奥田 和子

審査員を代表いたしまして「審査の講評」をさせていただきます。

◆うまみ部門
金賞 食べやすい形状で口当たりがよくおいしい、包装量も適量で災害時の食べ物不足をカバーし癒される。帰宅困難者にも最適。チーズ・ココナッツ・パンプキンの3種類があり、7年保存でき安価でもあり、パッケージデザインにも優れている。
銀賞 ライフラインが停止し、災害時は非常事態で困難を極める。水気がないとアルファ化米は食べられないが、野菜ジュースとアルファ化米をセットで包装している点に注目した。野菜が豊富にとれ健康志向にも合致し、おいしく被災者に喜ばれる点が高く評価された。被災者ニーズにぴったりである。
銅賞 平凡なカレーに骨付きチキンが出現し意外性が楽しく、おいしい。まろやかな味わいが災害時の心労を吹っ飛ばす逸品。


◆アレルギー部門
金賞 日常食べ慣れた和風だし風味の「かゆ」は、災害時の痛々しい気持ちを和ませる。
ひと口味わった時、ぐっと食欲がわく逸品である。「食物アレルギー特定原材料27品目不 使用」が実感される。
銀賞 米粉を使い口どけがよくおいしい。ココナツの風味が食欲をかき立て甘みもほどよい逸品である。包装量も適量で災害時にはホッとでき嬉しい。
銅賞 災害時不足しがちな食物繊維が多く便秘対策にも優れ、意外性のあるおいしさが驚きであった。

◆新製品・開発部門
金賞 被災者目線でつくられた「温かい」災害食でおおいに喜ばれ、勇気を与える。さまざまな工夫がされ、独創的で開発の意欲が十分伝わるものである。ただ、表示に「アレルゲンーフリー」という言葉が使われているが、「食物アレルギー特定原材料27品目不使用」という正確な表示を望みます。包装材とのコンタミ、食品相互間のコンタミ、未解明部分もあり、表示の見直しを望みます。
銀賞 「そのまんましっかり、まんぞく…」は発災後3日間の献立をセットにしたもので、この工夫が評価された。このように組み合わせると首を長くして救援物資を待つ必要がない。斬 新的であり参考にしてほしい。加えて発熱剤をつけているのが嬉しく心憎い。
銅賞 玄米類は多いものの、日持ちしない。もちもちとた食感でミネラル分や栄養価もあり長期保存を達成した点がく評価された。災害食に華をそえたことは画期的である。


終わりに、食品の多くは優劣つけがたく賞を選ぶにあたり苦労した。今後ともより多くの消費者がこうした災害食に注目し、災害時だけでなく、ふだん使いしながら備蓄し(ローリングストック)、不意の災害にしっかり備えていただきたいと願っている。
優れた災害食を審査させていただき、おおいに啓発され奮起した。厚くお礼申しあげたい。 了